[ロンドン 13日 ロイター] - 米政府当局者は13日、英政府に対し、次世代通信規格(5G)通信網の構築で中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の参加を認めるリスクについて新たな根拠を提示し、参加容認は「狂気」だと主張した。英紙ガーディアンが伝えた。
英政府は今月、5G通信網の構築でファーウェイ製品の使用を認めるか最終決定する見通しだ。これを前に、両国の当局者や業界関係者が13日に会合を行った。
米国は安全保障リスクを理由にファーウェイ製品を使用しないよう英国に求めている。
ガーディアンの国防・安保担当編集者はツイッターに「米政府高官は新たな根拠に関する資料を大臣らに提示した後、記者団に対し、英国でファーウェイの5G技術を使用するのは『狂気の沙汰』だと述べた」と投稿した。