[ニューヨーク 15日 ロイター] - ニューヨーク州などが米携帯電話大手TモバイルUS (O:)と同業スプリント (N:)の合併差し止めを求めて起こした訴訟は15日、最終弁論が行われた。
州政府は合併は値上げにつながると主張。両社は積極的な競争で価格を下げると訴えた。
連邦地裁のビクター・マレロ判事は、原告にも被告にも質問せず、「できるだけ迅速に」判断を下すと述べた。
訴訟は昨年6月に起こされた。合併計画はすでに米司法省と米連邦通信委員会(FCC)の承認を受けている。両社は承認獲得に向け、一部の資産を衛星テレビ大手ディッシュ・ネットワーク (O:)に売却する条件に応じた。