[29日 ロイター] - 米フェイスブック (O:FB)は29日、ユーザーの生体認証データの収集を巡る集団訴訟について、5億5000万ドルを支払うことで原則として和解に達したと明らかにした。
同訴訟はフェイスブックが同意なしに生体認証データを収集・保存することでイリノイ州の関連法に違反しているとして2015年に同州のユーザーらが提起した。
同社は、過去にアップロードした写真からユーザーがフェイスブック上の友達を認識できるようにするタグ付け提案機能を通じてデータを収集したとされる。
原告側の弁護団は地方裁判所に和解の仮承認を求める方針を示した。