[ローマ 30日 ロイター] - イタリア経済発展省のリウージ次官は30日、次世代(5G)通信網整備について、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]を含む中国企業の参入を阻止する計画はないと述べた。
次官はロイターに対し「何よりも国益を守る」とした上で、政府がちゅうちょせずに慎重に国家の安全に係る問題に対処するとしながらも、どの企業も排除しないと述べた。
欧州連合(EU)は前日、5G通信網整備へのファーウェイ参入について各国に判断を委ねる指針を示し、英国の決定と同様、米国が求める完全排除を見送った。