[香港 16日 ロイター] - 関係筋によると、米国に上場する中国の電子商取引大手JDドットコム (O:JD)は、香港株式市場への重複上場に向け、バンク・オブ・アメリカ、UBSと契約を結んだ。
早ければ今年半ばにも香港に上場する可能性があるという。
中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング (N:BABA) (HK:9988)も、米国と香港への重複上場を実現している。
JDドットコムの現在の株式時価総額は582億ドル。同社は重複上場についてはコメントを控えた。両行もコメントを控えている。
JDドットコムは先に、第1・四半期が少なくとも10%の増収になるとの見通しを示している。新型コロナウイルスの感染拡大で消費者が外出を控えており、ネットショッピングが増えているという。