🏃 ブラックフライデーセールを早く利用して、最大55%引きでInvestingProを今すぐ!特別セールを請求する

ソフトバンクG、ウィーワークTOB撤回を検討=関係筋

発行済 2020-03-18 12:14
© Reuters. ソフトバンクG、ウィーワーク株買取取りやめ 当局調査を理由に=WSJ
9984
-

[17日 ロイター] - ソフトバンクグループ (T:9984)が、米シェアオフィス大手・ウィーワークについて、30億ドル相当の株式買い取り計画の撤回を検討している。事情に詳しい関係者が17日、明らかにした。TOB成立の条件がそろっていないと考えているためだという。

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は先に、ソフトバンクGが株式買い取りを取りやめる可能性があると報じていた。ソフトバンクはコメントを控えた。ウィーはコメントの求めに応じていない。

ソフトバンクは昨年10月、ウィーへの金融支援の一環として、最大30億ドル分の同社株を既存株主から買い取るために公開買い付け(TOB)を実施することで合意していた。

関係筋によると、ソフトバンクはウィー株主への通知文書で、米証券取引委員会(SEC)や米司法省が同社の事業に関して実施している調査や、同社の中国合弁会社の増資の遅れが、TOBを成立させるうえで障害になっていると説明した。

ソフトバンクはこの中国合弁会社の保有株をウィー株と交換することになっていたが、関係筋によると、合弁会社の一部株主は株式交換に合意していないという。一方で、株式交換に向けた交渉に関与した一部のウィー取締役は、TOBを成立させるためにソフトバンクができることはまだあるはずだと考えているという。

経営手法を巡る批判を受けて最高経営責任者(CEO)を昨年辞任したウィー共同創業者のアダム・ニューマン氏が保有する9億7000万ドル分の株式もTOBの対象に含まれる。

© Reuters. ソフトバンクG、ウィーワーク株買取取りやめ 当局調査を理由に=WSJ

TOBの期限は4月1日。関係筋によると、ソフトバンクは、TOB不成立のまま期限を迎えるか、期限を延長するか、どちらも可能性があるという。

新型コロナウイルス感染拡大によるウィーの事業への悪影響が、ソフトバンクが株式買い取りに消極的になっている理由かどうかは現時点で不明。

*内容を追加します。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます