[上海 26日 ロイター] - 調査会社カウンターポイント・リサーチは26日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2月の世界のスマートフォン販売が14%減少したと発表した。今後、一段の減少も予想されるという。
2月には米アップル (O:AAPL)などが中国国内の店舗を閉鎖。政府の統計によると、アップルの中国本土での販売台数は50万台に満たなかったとみられる。
中国での販売は前年比で38%減となった。ただ、3月半ばから店舗の営業が再開され、現在は回復の兆候が見られている。
韓国でも同様に販売が回復しつつあるものの、その他の地域では「最悪期はまだこれからだ」(カウンターポイントのシニアアナリスト、ジーン・パク氏)という。
多くの国で外出禁止や操業停止の措置が講じられていることを受け、スマホメーカーは新たなサプライチェーン寸断に直面している。