[東京 21日 ロイター] - ロンドン拠点の投資会社アセット・バリュー・インベスターズ(AVI)は21日、ソフトバンクグループ (T:9984)による2.5兆円規模の自社株買いは魅力的な投資機会を提供しているが、長期的な投資は想定しづらいとの見解を示した。
AVIは自社株買い発表などを受け、ソフトバンク株に約7500万ドル投じている。
AVIのジョー・バウエルンフロイント最高経営責任者(CEO)は、ソフトバンクは「われわれのような投資家にとって魅力的な長期投資の対象ではないかもしれない」とした上で、ソフトバンク株が下落したことで、足元は特別な投資機会にあると指摘。「ソフトバンクが発表通り自社株買いを行えば、数学的な観点から株価は上昇するだろう」と述べた。