[東京 27日 ロイター] - パナソニック (T:6752)は27日、2020年3月期連結決算の売上高予想を従来の7兆7000億円から7兆4500億円に下方修正した。外出制限に伴う販売減や、部品調達難に伴う工場の停止・稼働率低下を反映した。
営業利益予想は3000億円で据え置いた。法人税などの影響で当期利益予想は従来の2000億円から2100億円に上方修正した。
2020年3月末の現金・現金同等物の残高は約1兆円確保。2019年12月末の残高8643億円から増加した。複数の金融機関との間で総額7000億円のコミットメントライン契約を締結しており、現金などの残高と合わせて十分な流動性を確保しているとした。
20年3月期の決算発表は5月18日を予定している。