[ワシントン 14日 ロイター] - 「デジタル民主主義センター」といったプライバシー擁護団体でつくるグループは14日、人気の動画投稿アプリ「TikTok」(ティックトック)がネットワーク上での子どものプライバシーを保護する同意協定と法律に違反したとして、米連邦取引委員会(FTC)に訴えたことを明らかにした。
同グループによると、TikTokは2019年2月に発表されたFTCとの同意協定に反し、13歳未満の子どもが作成した全ての動画を削除しなかった。
グループは「TikTokには現在、多くの13歳未満のレギュラーアカウント保有者がおり、その多くでは古くは2016年にアップロードされた動画が残っていることが分かった」と指摘。FTCに調査と対応を求めた。
TikTokの広報担当者は「われわれはプライバシーを真剣に受け止めており、TikTokが引き続き安全でユーザーコミュニティーを楽しませ続けられるよう支援することにコミットする」と述べた。
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