[4日 ロイター] - 短文投稿サイト運営の米ツイッター (N:TWTR)は、白人警官による暴行で死亡した黒人男性ジョージ・フロイドさんを追悼する、トランプ大統領の選挙陣営による投稿動画を閲覧できないようにした。著作権に関する苦情があったためという。
動画はフロイドさんの事件後に行われたデモ行進や暴動の様子などを撮影した写真や動画が次々に切り替わるもので、トランプ氏の演説の声が流れている。
ツイッターの担当者は「著作権保有者あるいはその代理人がわれわれに送った著作権に関する正当な苦情に対応する」と述べた。
動画の長さは3分45秒で、3日にツイッター上に投稿された。トランプ大統領のユーチューブチャンネルでも配信されており、こちらはまだ視聴できる。ユーチューブの親会社グーグルはコメントの求めに応じていない。
11月の大統領選挙に向けたトランプ氏の陣営で広報を担当するケン・ファルナソ氏は、大統領のメッセージを検閲にかける主流メディアにツイッターが合流したことは「予想外で残念だ」とコメントした。
*内容を追加します。
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