[東京 19日 ロイター] - JOLED(ジェイオーレッド、東京都千代田区)は19日、中国のハイテク企業TCL Tech傘下のディスプレイパネルメーカーのTCL華星光電技術と資本業務提携を締結したと発表した。第三者割当増資を実施し、200億円を調達する。独自の印刷方式有機ELディスプレイ製造技術を活用し、テレビ向け大型ディスプレイを共同開発する。
第三者割当増資の実施後の出資比率は、INCJが56.8%、デンソー (T:6902)が16.1%、TCLが10.76%となる。
印刷方式は、有機ELディスプレイの製造方法のひとつで、有機EL材料を印刷で塗布・形成する技術。生産工程がシンプルで、多様な画面サイズに対応可能とされる。
(平田紀之) OLJPTEC Reuters Japan Online Report Technology News 20200619T094856+0000