[東京 25日 ロイター] - 日本経済新聞など国内メディアは25日、NTT (T:)がNEC (T:)に約600億円出資し、次世代通信規格「5G」など先端通信網を共同開発することが分かったと報じた。出資比率は約5%。
日経によると、米中対立の激化など、世界で保護主義が強まるなかで、社会インフラとなる5Gやその次のネットワークを国産技術で維持する必要があると判断した。
NTTはNECの第3位株主となり、両社は5Gネットワークで通信回線を制御する基幹装置などの開発に取り組むほか、5Gの次の世代に当たる「6G」の技術開発も視野に入れるという。