[東京 30日 ロイター] - ヤフーを傘下に持つZホールディングス(HD) (T:4689)とSNSサービスのLINE (T:3938)は30日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、経営統合の完了時期が当初予定していた2020年10月より遅れるとの見通しを明らかにした。
ZHDとその親会社のソフトバンク (T:9434)、LINEと親会社のネイバー (KS:035420)は昨年12月、ZHDとLINEの経営統合に関する最終合意書を締結したと発表した。
その後、国内外の競争当局との間で必要な手続きなどの対応を進めてきたが、新型コロナの世界的な感染拡大の影響などにより、一部の国で競争法に基づく手続きが完了していないという。
経営統合の最新のスケジュールについては、決定次第速やかに発表するとしている。