[9日 ロイター] - 中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)が運営する動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」は9日、2019年下半期に4900万件以上の動画を削除したことを明らかにした。同社が定めるガイドラインへの違反が認められたためという。
削除された動画は全体の1%以下で、暴力的な動画や、ヘイトスピーチ関連、わいせつ画像などに分類されるものだった。そのうち約3分の1はインドからの投稿で、次いで米国、パキスタンからの投稿が多かった。
インド政府は6月、TikTokを含む中国の59のモバイルアプリを禁止すると発表している。