40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米グーグル、フィットビット買収でデータ利用制限約束 EU当局に

発行済 2020-07-14 10:39
更新済 2020-07-14 10:45
© Reuters. 米グーグル、フィットビット買収でデータ利用制限約束 EU当局に

[ブリュッセル 14日 ロイター] - 米アルファベット (O:GOOGL)傘下グーグルは、ウエアラブル端末メーカー、フィットビット買収計画を巡る欧州連合(EU)当局の競争法(独占禁止法)上の懸念に対応し、同社が持つ健康関連データをターゲティング広告に利用しないと約束した。ロイター宛ての電子メールで13日、明らかにした。

グーグルは昨年11月、フィットビットの買収を発表。健康管理機器や腕時計型端末(スマートウオッチ)の市場で米アップル (O:AAPL)、韓国のサムスン電子 (KS:005930)、中国の華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]や小米科技(シャオミ) (HK:1810)などに対抗する狙いがある。

グーグルはメールで「買収は機器に関するもので、データではない。フィットビットの機器のデータが広告には利用されないという消費者の期待を守るためのアプローチにおいて、(EUの)欧州委員会と連携できる機会をありがたく思う」と表明した。

ロイターは先週、グーグルがフィットビットの健康管理データをターゲティング広告に利用しないと正式に約束すれば、買収計画へのEUの承認獲得につながる可能性があると報じた。

調査会社IDCによると、ウエアラブル市場では今年第1・四半期時点でフィットビットのシェアは3%にとどまり、アップルの29.3%を大きく下回っているほか、シャオミ、サムスン、ファーウェイにも後れを取っている。

欧米のプライバシー保護団体からはグーグルがフィットビットの健康関連データを活用してオンライン広告・検索の分野で一段と支配力を強めかねないと批判が出ていたが、プライバシー保護の問題は競争法の管轄外だ。

欧州委は競合他社や利用者から意見を公募した上で、同買収計画を承認するか、グーグルにさらなる譲歩を求めるか、あるいは深刻な懸念があるとして4カ月間の調査を開始するかを決めることになる。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます