[香港 15日 ロイター] - 米アップル (O:AAPL)が7月第1週に中国の「アップストア」から2500以上のモバイルゲームを削除したことが調査会社センサータワーのデータで明らかになった。6月第1週の4倍という。
中国当局は有料ゲームとアプリ内課金ゲームの提供について、ライセンスの取得を義務付けている。アップルはこれらのゲームの販売会社に6月末までにライセンス番号を提出するよう求めていた。
ライセンスの取得については「アンドロイド」のアプリストアは以前から義務化していたが、アップルがこれまで要求してこなかった理由は不明。
7月にアップストアから削除された主なゲームはスーパーセルの「ヘイ・デイ」、フレアゲームズの「ノンストップ・チャック・ノリス」、ジンガの「ソリティア」など。
アップルはコメントの要請に応じていない。
センサータワーのモバイル・インサイツ部門トップ、ランディー・ネルソン氏は「削除されたゲームが将来入手可能になることはあり得るが、ストアから5日以上消えたままだ」とし、それぞれのゲームが削除された理由は分からないと述べた。