[17日 ロイター] - 米ツイッター (N:TWTR)は16日遅く、ハッカーによるアカウント乗っ取りについて、約130のアカウントがサイバー攻撃の標的になっていたと発表した。多数の著名人や企業のアカウントが不正侵入の被害に遭った。
ツイッターによると、ハッカー集団は一部のアカウントの乗っ取りに成功し、不正ツイートを行った。標的としたアカウントから個人情報を入手したかどうかについては、調査を継続中だとした。
15日に起きたサイバー攻撃でアカウントを乗っ取られたのは米民主党の大統領候補指名が確実なバイデン前副大統領やオバマ前大統領、米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)、有名タレントのキム・カーダシアン氏など。
ツイッターは、被害に遭ったアカウント保有者と協力しているとあらためて表明した。[nL3N2EM4EC]
米連邦捜査局(FBI)のサンフランシスコ支部は16日、この問題で捜査を開始したと発表した。