[21日 ロイター] - 米半導体大手テキサス・インスツルメンツ(TI) (O:TXN)が21日発表した第2・四半期決算は、売上高と利益が市場予想を上回った。第3・四半期の売上高見通しも予想を上回り、株価は時間外取引で3%超上昇した。
第2・四半期の売上高は32億4000万ドルと、前年同期から約12%減少したが、市場予想の29億4000万ドルを上回った。
純利益は13億8000万ドル(1株当たり1.48ドル)で、前年同期の13億1000万ドル(同1.36ドル)から増加した。
第3・四半期の売上高は32億6000万─35億4000万ドルのレンジになる見込みとし、アナリスト予想の31億2000万ドルを上回った。
TIはスマートフォンから自動車向けまでさまざまな半導体を手掛け、他の半導体メーカーに先行して決算を発表することが多いため、半導体と関連セクターの健全性を見極める手掛かりとして注目されている。