[東京 22日 ロイター] - 米ヘッジファンドのファラロン・キャピタル・マネジメントは22日、東芝 (T:6502)の取締役選任を巡り、アクティビスト(物言う株主)のエフィッシモ・キャピタル・マネジメントや3Dオポチュニティー・マスター・ファンドが提案している候補者に賛成票を投じると発表した。
エフィッシモは東芝の株式15%を保有する筆頭株主。ファラロンは5%超保有している。3Dオポチュニティーを含めたヘッジファンド3社の保有率は約25%。
ファラロンは声明で「東芝がコーポレートガバナンスの一段の強化を図ることは、全てのステークホルダーにとって重要だ」とした。
東芝の広報担当者はファラロンの発表について、個別の株主に関するコメントはしないとした。