[香港 23日 ロイター] - 中国のインターネット監督当局、国家ネットワーク情報弁公室(CAC)は23日、独立系ニュース情報会社のソーシャルメディア(SNS)アカウントの取り締まりに向けた新たな措置を実施すると発表した。
CACのウェブサイトに掲載された声明によると、ニュースを違法に執筆・編集したり、不当な情報源によるニュース記事を転載する商業ウェブサイトやSNSアカウントが取り締まりの対象になる。
クリック数稼ぎを狙った(クリックベイト)誤情報や扇情的なコンテンツ対策にも取り組むとしている。
インターネット上のフォーラム、ライブ配信のレクチャーを規制し、メディアサイトによりポジティブな情報発信を促すという。
中国では近年、ネット検閲が一段と厳しくなっている。6月には複数の国内有力ライブ配信・動画配信プラットフォームが下品なコンテンツを配信しているとして処罰された。