[ワシントン 25日 ロイター] - 米下院司法委員会の反トラスト小委員会は25日、フェイスブック (O:FB)など米IT(情報技術)4社のトップが出席する公聴会の新たな日程を29日に設定した。
公聴会は従来27日の予定だったが、今月半ばに死去した人権活動家、ジョン・ルイス下院議員の遺体を議事堂に安置する追悼式と重なることから、司法委は24日に公聴会の延期を発表していた。
公聴会にはフェイスブックのほか、アマゾン・ドット・コム (O:AMZN)、グーグルの持ち株会社アルファベット (O:GOOGL)、アップル (O:AAPL)の最高経営責任者(CEO)が出席。いずれもバーチャル形式で証言する予定という。
公聴会のテーマはデジタルマーケットプレイスにおける競争問題。反トラスト小委員会は、これらIT大手がより規模の小さいライバルの排除を積極的に目指しているのかどうかについて、調査を行っている。
CEOらは公聴会で自社の支配力を否定し、市場での独占的地位を使ってライバルに不利益を及ぼしているとの批判の回避をねらうとみられる。
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