[27日 ロイター] - 中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]は、インドでの2020年の売上高目標を最大50%引き下げ、同国の従業員の半分以上を対象にレイオフを実施している。27日付の現地紙エコノミック・タイムズが報じた。
現在の売上高目標は3億5000万─5億ドル。従来は約7億─8億ドルを目指していたという。
また、研究開発とグローバル・サービスセンターを除き、従業員の60─70%の削減を進めているという。
現時点でファーウェイのコメントは得られていない。
インドでは、6月に中国との国境係争地で発生した軍事衝突でインドの兵士20人が死亡したことを受け、反中感情が高まっている。
インド政府は、国営通信会社2社に対し、通信ネットワークの第4世代(4G)へのアップグレードの際に中国の通信機器ではなく、インド製を採用するよう指示している。