40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

フェイスブックCEO、過去の社内メール巡り議員らが厳しく追及

発行済 2020-07-30 11:43
更新済 2020-07-30 11:45
© Reuters. フェイスブックCEO、過去の社内メール巡り議員らが厳しく追及

[サンフランシスコ/ワシントン 29日 ロイター] - 米フェイスブック (O:FB)のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は下院司法委員会・反トラスト小委員会が29日に開いた独占禁止法(反トラスト法)問題を巡る公聴会で、買収案件に関する過去のメールでのやりとりを証拠に議員から厳しい追及を受け、回答に窮する場面があった。

議員側はザッカーバーグ氏を含む同社幹部らが過去に送った多数の社内メールのスクリーンショットを披露。詰め寄られた同氏は、写真共有アプリのインスタグラムと対話アプリのワッツアップを買収した際に競合と認識していたと認めざるをえなくなった。

ザッカーバーグ氏は2012年のインスタ買収の2カ月前にメールで「事業はまだ創生期にあるが、規模が拡大すれば、われわれにとって極めて破壊的な存在になり得る」と記していた。

インスタ買収発表の当日には「インスタはわれわれにとって脅威だった」と認め、「スタートアップで一つ重要な点は、多くの場合、買収が可能だということだ」としていた。

民主党のジョー・ネグズ下院議員は14年に最高財務責任者(CFO)が書いたメールは同社の買収戦略を「土地の争奪」と表現していたと指摘。「これはつまり独占だ」と訴えた。

公聴会にはザッカーバーグ氏のほか、アマゾン・ドット・コム (O:AMZN)のジェフ・ベゾスCEO、アルファベット (O:GOOGL)傘下グーグルのスンダー・ピチャイCEO、アップルのティム・クックCEOがビデオ会議システムを通じて出席。

ただ、ザッカーバーグ氏以外の幹部らについて証拠として示された過去のメールのやりとりはそれほど多くなかった。

民主党のプラミラ・ジャヤパル下院議員もまた、ザッカーバーグ氏に過去のメールを示した上で、非競争的な理由でスナップチャット (N:SNAP)などの競合社を模倣したかどうかという質問で詰め寄った。

「最終的にいくつの競合社を模倣したのか」と問われるとザッカーバーグ氏は「分からない」と言いよどんだ。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます