[香港 12日 ロイター] - 中国のインターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス) (HK:0700)が発表した第2・四半期決算は、純利益が37%増加し、市場予想を上回った。
新型コロナウイルスの流行を受けて外出を控える動きが広がり、ゲームの需要が拡大した。
第2・四半期は331億元(47億6000万ドル)の黒字。リフィニティブがまとめた市場予想は275億6000万元の黒字だった。
売上高は29%増の1148億8000万元。市場予想は1127億6000万元だった。
トランプ米大統領は今月、対話アプリ「微信(ウィーチャット)」を運営するテンセントとの取引を45日以内に禁止する大統領令に署名。同社は対応を迫られている。
またテンセントは、今月12日に予定していた人気ゲーム「アラド戦記」のモバイル版の配信を延期した。依存症を防ぐシステムの更新が必要になったという。