[ワシントン 20日 ロイター] - 米フェイスブック (O:FB)は20日、ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が今週、政府による反トラスト法(独占禁止法)調査の一環として連邦取引委員会(FTC)の聴取を受けたことを明らかにした。
この件についてはポリティコが20日に報じ、フェイスブックはその後、「FTCの調査に協力し、質問に回答することにコミットしている」とする声明を発表した。
FTCはコメントを控えた。
FTCは2019年6月にフェイスブックに対し、違法な独占的行為がないかどうか調査すると通知した。
同社は米司法省や複数の州司法長官からも同様の調査を受けており、過去の買収案件や「ソーシャル・ネットワーキング・サービス、ソーシャル・メディア・サービス、デジタル広告、モバイル/オンラインアプリ」に関する事業慣行が調査対象になっているとしている。
ポリティコによると、ザッカーバーグ氏は今週、2日間にわたり遠隔で宣誓供述を行った。同社を調査している州の当局者も関与したという。