[21日 ロイター] - 米フェイスブック(FB)が11月の米大統領選後に政治広告の掲載を停止し、選挙後の不正情報を抑制することを検討していると、関係筋が21日明らかにした。
関係筋によると、FBはトランプ大統領がFBプラットフォームを利用し選挙結果に異議を唱える可能性など、多様な選挙後のシナリオを巡り専門家と協議しているという。
米紙ニューヨーク・タイムズもこの日、関係筋の情報として、FBのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)と幹部が、11月3日の選挙後に政治広告の「強制停止スイッチ」導入という選択肢について協議していると報じた。
FBの広報は「すでに報じられているように、選挙の終了時期における政治広告に関する一連の選択肢について検討している」と述べたものの、詳細には踏み込まなかった。
競合のツイッターは昨年、同社プラットフォーム上で政治広告を禁止する措置を発表している。
ホワイトハウスのディア報道官は声明で「トランプ大統領は米選挙の安全および整合性を確実にすることに取り組んでいる」とコメントした。