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独カルテル庁、アップルとエピックの訴訟問題を注視=長官

発行済 2020-09-03 10:06
更新済 2020-09-03 10:09
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[ベルリン 2日 ロイター] - ドイツ連邦カルテル庁のアンドレアス・ムント長官は2日、米アップル (O:AAPL)のアプリ販売「アップストア」の決済に関する規約を巡る訴訟を注意深く見守っていると述べた。

人気ゲーム「フォートナイト」を開発したエピック・ゲームズは8月、アップルがアップストアからフォートナイトを削除したことを巡り同社を提訴。アプリ内課金に関する規約が反トラスト法(独占禁止法)に抵触していると主張している。アップルは8月末にエピックの開発者アカウントを終了させたと明らかにしており、対立が激化している。

ムント長官はブリーフィングで、この問題は「無論、われわれの関心を引いた」と述べ、「まだ最初の段階だが、非常に注意深く見守っている」とした。

長官は、アップストアと、米アルファベット (O:GOOGL)傘下グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマートフォン向けの「プレイストア」について、「世界に2つしかないため、興味深い生息地」になっているとの見方を示した。

カルテル庁は罰金を科す権限はないが、通常は、IT大手が市場支配的地位を悪用していないかどうかについて調査を行い、その結果を踏まえて事業慣行を改善するよう要請する。 OLJPTEC Reuters Japan Online Report Technology News 20200903T010540+0000

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