[北京/上海 4日 ロイター] - 短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を傘下に持つ中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)は、電子決済システムの「UIペイ」の運営企業、武漢合衆易宝科技を買収したことがわかった。
買収はバイトダンスの創業者で最高経営責任者(CEO)の張一鳴氏が所有する企業を通じて行われ、所有権は8月28日付で移転した。
バイトダンスは4日、声明で「買収は既存の決済手段を補完し、複数のプラットフォームにおいて中国国内のユーザーの利便性を向上させるためのものだ」とした。
「UIペイ」は2012年創業。第三者決済システムの認可を2014年に取得した。2018年にもバイトダンスが「UIペイ」を買収するとの報道があったが、バイトダンスはこれを否定していた。