[ワシントン 4日 ロイター] - 中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL] と中興通訊(ZTE) (SZ:000063)の製品を利用している米国の地方の通信会社は、他社製品に切り替えるには18億3700万ドルのコストがかかるとの試算をまとめた。
米連邦通信委員会(FCC)が4日、明らかにした。
FCCは6月、両社を「安全保障上の脅威」と正式に認定。国内企業が政府の補助金を使って両社の通信機器を調達することを禁止した。
FCCは昨年、地方の通信会社に対し両社の既存製品の撤去・交換を義務付けることを提案している。
FCCは、他社製品へ切り替えるための資金拠出を議会が承認すべきだと主張。地方の通信会社には16億2000万ドルを受け取る資格があるとの認識を示した。 OLJPTEC Reuters Japan Online Report Technology News 20200906T234343+0000