[ブリュッセル/サンフランシスコ 15日 ロイター] - 米フェイスブック (O:FB)は15日、気候科学情報センターを開設した。気候変動に関する信頼できる情報源を増やすことが狙い。
同社を巡っては、気候変動に関する偽情報を拡散しているとの批判が一部で出ている。
フェイスブックは、新型コロナウイルス感染症に関する情報センターや、11月の米選挙に関する投票情報センターを開設しており、気候科学情報センターも、こうした情報センターをモデルにする。
まず米国、フランス、ドイツ、英国で導入し、将来的に他の国にも広げていく。
同社は「気候科学情報センターは、世界の有力な気候機関による正しい情報を掲載したフェイスブックの専用スペースであり、人々が気候変動と戦うために日常生活で実行できる対策が掲載される」と表明した。
気候科学に関する質の高い出版社の記事やニュースを閲覧できるという。