[ワシントン 15日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は15日、第5世代移動通信システム(5G)を巡って、米欧の事業者らが中国の華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の有力な競争相手になると確信しており、米欧の技術が通信業界を支配するという考えを示した。
ポンペオ氏は、シンクタンクのアトランティック・カウンシル主催のイベントで「比較費用で同程度以上のサービスを提供する費用対効果の高いものが、西側の信頼に足るベンダーから出てくると確認している」と指摘。各国とも「信頼できない」ベンダーを通信システムに取り入れるコストに気付いたとし、「検証可能で信頼に足り、透明性のある西側の技術が通信市場を支配するようになる」と述べた。