[ロンドン 24日 ロイター] - 米交流サイト大手フェイスブック (O:FB)は24日、11月の大統領選を混乱させる恐れがあるとして、ロシアの偽アカウントを停止したと明らかにした。
同アカウントは、ロシアの諜報機関などと関連があり、不正に入手した文書の漏えいに使われる恐れがあるという。
ロシア外務省からのコメントは得られていない。ロシア政府はこれまで一貫して選挙への介入を否定している。
フェイスブックのサイバーセキュリティー対策責任者、ナサニエル・グレイチャー氏は、ハッキングされた文書が今後漏えいされることを示す証拠はなかったものの、未然に防ぐためにアカウントを一時停止したと説明。「向こう6─8週間、ハッキングやリークの動きを警戒していく」とした。