[ワシントン 25日 ロイター] - 米司法省は25日、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の新規ダウンロード禁止命令を擁護する書面を連邦地裁に提出した。これを受けて地裁は27日までに禁止命令の可否を判断する見込みだ。
TikTokは23日、アップル (O:AAPL)やグーグルなど米国内のアプリストアからのTikTokの新規ダウンロードを27日から禁止するとしたトランプ大統領の命令の差し止めを地裁に請求した。地裁は政府に対し、この日までに回答するよう求めていた。
中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は22日、親会社の中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)がTikTokを巡り米オラクル (N:ORCL)やウォルマート (N:WMT)と合意した案について、中国政府が承認する可能性は低いとする社説を掲載した。