[2日 ロイター] - 米決済サービス大手ペイパル (O:PYPL)が2日に発表した第3・四半期決算は、売上高と利益が予想を上回った。新型コロナウイルスの流行で自宅に巣ごもりする人が増える中、オンライン消費が拡大し、決済額は2470億ドルと、前年同期比で38%増加した。
一方、今第4・四半期の利益見通しは予想に届かず、株価は引け後の取引で6%超値下がりした。
調整後の1株利益は1.07ドル。リフィニティブのアナリスト予想平均は0.94ドル。
純利益は10億2000万ドル(1株当たり0.86ドル)。前年同期は4億6200万ドル(同0.39ドル)だった。
売上高は約25%増の54億6000万ドル。アナリスト予想平均は54億3000万ドル。
第4・四半期の調整後利益は17─18%の伸びを見込む。市場予想は約24%増。
(t)