[16日 ロイター] - 中国の電子商取引(EC)大手、京東商城(JDドットコム) (O:JD)が16日に発表した第3・四半期決算は、利益が予想を上回った。新型コロナウイルス流行を受けた規制の解除後もオンライン販売が好調だった。
オンライン小売販売を含む商品部門の売上高は、27%増の1514億元(229億9000万ドル)。
全体の純利益は29%増の1742億1000万元。リフィニティブのアナリスト予想である1702億元を上回った。
一時項目を除く利益は、米国預託株式(ADS)1株当たり3.42元。アナリスト予想は2.65元だった。
中国経済が新型コロナの打撃から回復する中、国内のEC大手競合ではピンドゥオドゥオ (O:PDD)やアリババ・グループ (N:BABA)も2桁成長を記録している。
JDドットコムの劉強東(リチャード・リュー)最高経営責任者(CEO)は、同社の提携企業も急回復していると述べた。