[19日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディア (O:NVDA)とエピック・ゲームズは19日、エピックの人気ゲーム「フォートナイト」を、近くアップルのiPhoneで再び利用できるようにするための取り組みを進めていると明らかにした。
フォートナイトはエピックが独自の課金システムを導入した8月以降、アップルの端末から排除されている。アップル側が、エピックの行為はアプリストアの規約違反だとしてiOS版フォートナイトを削除したためで、この措置は裁判で争われている最中だ。
ただエヌビディアとエピックは、iPhoneのブラウザ(閲覧ソフト)「サファリ」経由でフォートナイトが復活すると説明する。エヌビディアのクラウドゲームサービスを通じて提供する形で、これならばアップルの課金システムの対象にはならない。
エヌビディアによると、現在はiPhoneとiPadのサファリ向けのフォートナイト試作版を公表中。試作版にはコントローラー(ゲームパッド)が必要だが、今後コントローラーななしで遊べるフォートナイトを届けられるよう、エピックと作業中だという。