[24日 ロイター] - ソフトバンクグループが出資するロボット開発会社バークシャー・グレイは24日、特別買収目的会社(SPAC)のレボリューション・アクセラレーション・アクイジションと27億ドル規模の合併を通じて上場することで合意したと発表した。
新型コロナウイルス流行に伴うインターネット販売の需要増加を追い風に成長を目指すバークシャー・グレイはこれにより、約4億1300万ドルの現金を調達する見通し。
このうち1億6500万ドルは、ベンチャーキャピタル投資家チャマス・パリハピティヤ氏やブラックロックが主導するPIPE(PE投資会社による上場企業の私募増資への投資)を通じて調達される。
バークシャー・グレイの既存株主であるソフトバンクG、コースラ・ベンチャーズ、カナン・パートナーズ、ニュー・エンタープライズ・アソシエーツなどは保有株全てを統合後の新会社に組み入れる。
バークシャー・グレイは倉庫や物流センター向けに人工知能(AI)を搭載した自動化システムを手掛け、顧客に米ウォルマートやターゲット、フェデックスを持つ。
統合手続き完了後にナスダックに上場する。
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