[パリ 24日 ロイター] - 男子テニスの元世界ランキング5位、ジョーウィルフリード・ツォンガ(37、フランス)は24日、四大大会の全仏オープンで敗れ、現役引退となった。
4月に全仏を最後に現役を退く考えを示していたツォンガは、1回戦で第8シードのカスパー・ルード(ノルウェー)と対戦し、7─6、6─7、2─6、6─7と熱戦の末に敗戦となった。
ツォンガはラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)・ロジャー・フェデラー(スイス)をそれぞれ世界ランキング1位の時期に破ったことがある3選手の1人で、2008年には全豪オープンで準優勝を果たしたが、近年は度重なる故障に苦しんでいた。
現役最後の試合後、ツォンガは「私にとって素晴らしい日だ。プロテニス選手になるという夢を実現するのに助力してくれた全ての人々に感謝したい。最高の選手がいる世代の中で何とか好成績を残せたことに満足している」と語った。