■NY金先物
安値:1,309.20ドル
高値:1,335.90ドル
終値:1,310.20ドル
前週末比(騰落率):-1.82%
■さえない、利食い売りなどに押される展開へ
週を通してさえない動きとなった。
これまでは、米国の早期利上げ観測の高まりや後退に、反比例する動きが続いていたが、先週は米国の9月利上げ見送り観測が高まる中でも上値は重かった。
いずれにせよ米国の年内利上げ確率は高く、今回の利上げ見送りでも上値は重いとの意識から、利食い売り圧力が強まる格好のもよう。
■下値模索の展開を想定、目先の出尽し感を警戒へ
想定レンジ:1,270.00~1,320.00ドル
下値模索の展開になると考える。
米連邦公開市場委員会では、今回の利上げは見送られると想定されるが、金市況にとっては目先の材料出尽し感が強まる可能性。
9月1日の安値水準を割り込むと、投資家の処分売り圧力は強まる公算も。