[マドリード 7日 ロイター] - スペインのサンチェス暫定首相は7日、解散総選挙を回避するために9月の期限ぎりぎりまで政権樹立に向け努力を続けると表明した。
スペイン議会は前月、社会労働党首で暫定首相を務めるペドロ・サンチェス氏の首相就任を巡る信任投票を2回行い、2回とも反対多数で否決した。サンチェス氏は現在、3回目の投票実施に向け働きかけているが、再投票が実施されない場合、もしくは再投票が実施されても再び否決された場合は、11月10日に総選挙が行われる。
サンチェス氏はパルマ・デ・マヨルカで国王フェリペ6世に謁見した後、「希望は失っていない」とし、「9月23日の期限まで取り組んでいく」と述べた。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20190807T203542+0000