[ワシントン 7日 ロイター] - 米下院司法委員会は7日、元ホワイトハウス法律顧問のドン・マクガーン氏の証言を求めてワシントンの連邦地方裁判所に提訴した。
同委員会は、モラー特別検察官が行っていたロシアの米大統領選介入疑惑の捜査をトランプ大統領が妨害した疑いについて弾劾手続きを進めるべきかどうかを決定するために、マクガーン氏の証言が必要と主張している。
マクガーン氏は5月、ホワイトハウスの指示を受け、下院司法委員会での証言を求める召喚状を拒否した。
ホワイトハウスはトランプ氏の現・元側近らに証言や書類の提出をしないよう指示し、議会の調査に協力しない戦略を取っている。
マクガーン氏は連邦捜査官らに対し、モラー氏を解任するようトランプ氏から繰り返し要求され、そう指示されたことを否定するよう求められたと述べている。
民主党はまた、トランプ氏が2016年大統領選へのロシア介入疑惑を巡る捜査を抑制するよう当時のジェフ・セッションズ司法長官に求めたとされる疑惑や、コミー前連邦捜査局(FBI)の解任を巡るホワイトハウス内での協議についてもマクガーン氏の証言を得たい意向。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20190807T224841+0000