🌎 35か国超の国に住む15万人を超える投資家に加わりましょう。AIの力による株式選択で、市場を上回る投資成績が期待できます今すぐ利用

追加緩和必要になる「一定の可能性」が依然ある=NZ中銀総裁補

発行済 2019-08-08 12:44
更新済 2019-08-08 12:46
追加緩和必要になる「一定の可能性」が依然ある=NZ中銀総裁補

[ウェリントン 8日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)のホークスビー総裁補は8日、追加利下げが必要になる一定の可能性が依然あるとの認識を示した。

NZ中銀は7日、政策金利のオフィシャルキャッシュレート(OCR)を50ベーシスポイント(bp)引き下げ、過去最低の1.00%とした。利下げ幅は市場予想を大きく上回った。これを受けて、NZドルは大幅下落した。

同総裁補はロイターとのインタビューで「OCRの見通しは、より均衡が取れた状態になった。ただ、こうした見通しにおいてもOCRを現在の水準から引き下げることが必要になる一定の可能性がある」と語った。

さらに、経済成長を促進し政策目標を達成するために、必要であればマイナス金利を導入する可能性があるとの中銀の立場をあらためて示した。

マイナス金利については、オア総裁が7日の記者会見で、将来的に導入の可能性があると指摘していた。

ホークスビー総裁補によると、金融政策委員会は、市場に織り込まれていたのが1.25%への利下げで、予想よりも大幅な利下げは通貨への下押し圧力になることを十分に認識していたという。「全ては、目標への回帰に向けた動きの一環だ」とした。

大幅な利下げによって追加利下げの必要がなくなると中銀は願っているが、さらなる緩和の可能性はなお残っており、マイナス金利や他の非伝統的手段も必要に応じて講じることに「完全にオープン」だと語った。

将来的な緩和では、世界経済の見通し悪化や、それによる国内の景況感への悪影響が主な判断材料になると語った。「判断材料として明確なのは世界の環境で、われわれはリスクが下方に傾いていると感じており、今回50bpの利下げを決めた要因の一つだった」とした。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます