(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5167.47(+25.02)
前営業日終値 5142.45(‐19.03)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 5511.10(+10.71)
前営業日終値 5500.39(‐3.54)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3609.22(+10.15)
前営業日終値 3599.07(‐17.68)
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<ロンドン株式市場> 反発。銀行・商品(コモディティ)株がしっかりで推移した。
個別銘柄ではブリティッシュ・エアウェイズ(BA)
強化への期待感から買われた。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は25.02ポイント(0.49%)高の
5167.47。一時5194.29まで上昇した。
米国市場がプレジデンツデー、アジア市場の多くは旧正月で休場となるなか薄商いだっ
た。
このところ欧州連合(EU)によるギリシャ救済計画の不透明感から売られていた銀行
株が反発。バークレイズ
0.5%高、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
となった。これら銘柄は、シティグループによる目標株価の引き上げも支援材料となった
。
生保株では17日に最新の業績発表を控えたリーガル・アンド・ジェネラル
2.4%上昇した。
中国の最近の金融引き締めに向けた動きに対する懸念が後退しリスク選好が戻るなか、
鉱山株が値を上げた。アングロ・アメリカン
ータ
リオ・ティント
に加えた。
原油価格
BP
BA
盟する米アメリカン航空
めていた大西洋路線での独占禁止法の適用除外を、暫定的に認めると発表した。
医薬品のグラクソ・スミスクライン
投資判断を「アンダーウエート」から「ニュートラル」に引き上げた。アストラぜネカ
<欧州株式市場> 反発。銀行株と鉱山関連株が買われ、ディフェンシブ銘柄の食品関
連株の下げを吸収した。ただユーロ圏諸国の対ギリシャ支援の内容が依然として不透明な
ことから、株価の上昇は限定的だった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は3.90ポイント(0.39%)高
の991.76。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は9.37ポイント(0.35%)高の
2683.83。
銀行株の上げが目立った。HSBC
UBS
控えたバークレイズ
この日発表された日本の2009年10─12月期実質国内総生産(GDP)伸び率が
予想を上回ったことで、朝方市場心理が押し上げられた。ただ、米国市場が祭日のため休
場、アジアの多くの市場も春節のため休場となっていることもあり、欧州株式市場は方向
感を欠く取引となった。ギリシャの金融市場もこの日は休場。
ブリューイン・ドルフィンの主任ストラテジスト、マイク・レンホフ氏は「これまで比
較的連続して利益確定の売りが出ていて、それが過度に売られる状況を作り出していた。
この日の取引ではこうした状況からの一服感がみられた」と述べた。
ただ「発表された企業業績の多くが株価のサポート要因となってきたものの、市場では
ギリシャ問題が関心を集めている」と指摘。「欧州連合(EU)のギリシャ支援策の詳細
が待ち望まれている」と述べた。
銅価格が1トン=6900ドルに近づくなど、金属価格の上昇を受け、鉱山関連株が
上昇。アングロ・アメリカン
エクストラータ
一方、リスク選好度が上昇したことでディフェンシブ銘柄の食品関連株は売られた。
キャドバリー
0.2─0.8%下落して引けた。
[東京 16日 ロイター]