[ワシントン 3日 ロイター] - 米政治専門サイト、ポリティコが関係者3人の話として伝えたところによると、ペリー米エネルギー長官は11月に辞任を発表する見通し。
ペリー氏を巡っては、下院がトランプ大統領の弾劾調査を開始する原因となったウクライナ疑惑への関与が取りざたされているが、関係筋によると、この問題は辞任と関係ないという。
エネルギー省の報道官は声明で、メディアでは何カ月も前からペリー氏の辞任が報じられているが、同氏は引き続き、トランプ政権が「誇るべき」閣僚だと表明。ただ、ポリティコの報道を直接否定はしていない。
トランプ大統領が来年の米大統領選を有利に運ぶため、対抗馬と目されているバイデン前副大統領の調査を求めてウクライナ政府に圧力をかけたとされる疑惑で、発端となった内部告発書にペリー氏への言及がある。ペリー氏はウクライナのゼレンスキー大統領の5月の就任式に出席している。
※エネルギー省の声明などを追加しました。