[22日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは、2020年の米シェールオイル生産の増加幅に関する予想を下方修正した。また、20年の世界の石油需要の伸びについても、予想を小幅に引き下げた。
ゴールドマンは今回、米シェール生産が20年は日量70万バレル増加すると予想し、従来予想の日量100万バレル増から引き下げた。19年は日量110万バレル増の見通し。
20年の世界の石油需要の増加幅に関する予想は、これまでの日量140万バレルから日量130万バレルに引き下げた。
また、石油輸出国機構(OPEC)に加盟していない主要産油国の供給(シェール除く)は、20年は日量140万バレル増と予想。その後21年は日量20万バレル増、22年は日量30万バレル増と、増加幅が大幅に縮小すると予想した。
10月11日までの週の米原油在庫は930万バレル増と、予想の290万バレル増を大幅に上回る増加を記録した。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20191022T080506+0000