[ワシントン 5日 ロイター] - 米国務省の報道官は5日、イランがこれまでの合意に反してウラン濃縮活動を拡大させているのは「間違った方向への大きな一歩」だと非難した。
イランのロウハニ大統領はこの日、2015年の核合意で定められた義務に違反する措置をさらに進め、6日から中部フォルドゥの核関連施設で1044台の遠心分離機にウランガスを注入すると表明した。
国務省報道官は、声明で「われわれは、国際原子力機関(IAEA)のイランにおける独立検証機関としての役割を全面的に支持しており、何らかの展開があればIAEAが報告すると期待している」と表明した。