[ロンドン 19日 ロイター] - 英議会で19日、エリザベス女王が今月の総選挙で勝利したジョンソン首相の施政方針を読み上げる女王演説を行い、来年1月末の欧州連合(EU)離脱が最優先課題とあらためて表明した。
ジョンソン首相は施政方針の中で「EU離脱を達成することが優先課題であり、英国は1月末に離脱する」と言明。「英国を優柔不断の締め付けから解放し、人々や企業の信認を取り戻す。離脱後の移行期間を20年以降に延期する可能性を排除し、これ以上の躊躇や遅れを回避する」と述べた。
ジョンソン首相は20日にも1月末のEU離脱批准に必要な関連法案可決に向けた手続きを開始する方針。
また、施政方針では公的医療制度への資金拠出や凶悪犯罪の厳罰化、教育やインフラの向上なども盛り込まれた。