💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

台湾輸出受注、11月は前年比-6.6% 13カ月連続の減少

発行済 2019-12-20 19:15
更新済 2019-12-20 19:22
台湾輸出受注、11月は前年比-6.6% 13カ月連続の減少

[台北 20日 ロイター] - 台湾経済部が発表した11月の輸出受注は、前年同月比6.6%減の445億3000万ドルと、13カ月連続で減少した。

ロイターがまとめた市場予想は1.5%減、10月は3.5%減だった。

市場の需要低迷と米中貿易戦争による「混乱」が背景。ただ、エレクトロニクス製品の海外需要には回復の兆しが見られるという。

経済部によると、エレクトロニクス製品の輸出受注は11月としては過去2番目の高水準だった。

前年同期の海外受注が多かったことも、受注減少の一因となった。

経済部は12月の輸出受注を前年比1.3%減─1.0%増と予想した。

DBSのエコノミスト、Ma Tieying氏は「外需は本格的に回復していない」と指摘。世界経済が低迷しているとの見方を示した。

11月の台湾の輸出が過去1年あまりで最大の伸びを記録したことについては、貿易戦争の影響で中国から台湾に受注がシフトしていることが影響した可能性があると分析した。

同氏は「来年上半期に輸出受注が増加に転じる可能性は残されている」と予想。5G通信技術の需要拡大やアップルの「iPhone11」の販売が好調なことを理由に挙げた。

11月の米国からの受注は前年比4.0%減。10月は3.0%減だった。

中国からの受注は1.2%減。10月は7.3%減だった。

欧州からの受注は13.5%減。日本からの受注は11.1%減だった。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます