[北京 24日 ロイター] - 中国自然資源省は24日、鉱業による環境被害の修復に向けた投資を促進すると発表した。官民一体での取り組みを目指すという。
同省によると、採掘活動によって環境が破壊された国土は2018年末時点で360万ヘクタール以上。これまでは投資を促進する効果的な政策がなく、環境被害の修復が遅れてきたという。
同省の修復プロセスは「市場志向型の手法」を採用しており、鉱山に残された土壌や岩石の有効活用など鉱山の修復と活用の促進が目的。また環境被害の修復が完了した後、放棄された国有建設用地に土地使用権を付与することにより、社会資本投資を促す見込み。
計画期間は5年で、民間企業を含む全ての事業体が対象となる。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20191224T152245+0000